青い海、白い砂浜、色彩豊かな魚、心地よい潮風。

今となっては少なくなってきましたが、潮だまり(タイドプール)にもたくさんの生き物がいます。

そこは遊び場としてのパラダイスでもありました。

身近にいる海のいきものについて、子供から研究者まで楽しめるように紹介をしていきたいと思います。


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2009年08月03日

カニ取り名人になれず・・・

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サマースクールで行ったみなべ町の海岸です。
カニ取り道具にエサとなる小アジもセットして、いざ出陣。
PIC147.jpg

となりましたが、岩の裂け目、大きめな浮き石などショウジンガニがいそうなポイントがないのです。
PIC149.jpg

初めて行った場所なので、勝手が分かりません。

やっと見つけた石の下を探っていると、仕掛けに引っ掛かったのは、少し大きめなベニツケガニ。
PIC148.jpg

このカニはショウジンガニと生息域が重なるので、この後、期待はしていたのですが、結果は全然サッパリでした。

次の日、潮が引いた時にいろいろな石の下をのぞいてみたのですが、ショウジンガニの姿をみることはありませんでした。

肝心のカニ自体がいない!?

これでは、「カニ取り名人」にはなれません。

子供達にも、カニ取りのおもしろさを知って欲しいと思っていたのですが、願い適わずで残念です。


ショウジンガニとベニツケガニでは、仕掛けのエサに対するアプローチが違います。
ショウジンガニは、何も考えずにエサに近寄ってきますが、人の動きを察知して逃げて行きます。ところが、ベニツケガニは、まわりを気にしながらゆっくりと近づいてきて、しかもテグスの輪を避けるようにしてエサにたどり着きます。
逃げる速さは同じくらいなので、仕掛けにかかりづらいのは、ベニツケガニの方なのです。



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「みなべ町」滝川農園 二色梅詰合せ



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2009年07月30日

カニ取り名人、カニトリーナ

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数年前にTVで「カニ取りおじさん」が登場して、「カニトリーナ」という道具を使っていました。
この道具、「カニ取り名人が考えた新兵器! 世界で初めてのカニ取り器」との説明で、ちょっとした話題になった商品です。

なんでも、5時間で1000匹のカニを捕った実績があるということでした。

当研究所では、ショウジンガニ釣り用の道具を紹介していますが、これは、私の子供時代に叔父などが使っていた道具なのです。

もう40年以上も前のことで、場所は千葉県の安房郡千倉町です。

その叔父も他界してしまっているので、いつ、誰が、どのようにして考案したものか、今となっては全くわかりません。

このようにある地方で、ある時期に使われていた道具で、今では忘れ去られようとしているものがいろいろあるのではないでしょうか。

特に漁具に関していえば、日本人は、ターゲットとなる生き物をよく観察していて、その生き物の習性を利用して捕まえることに対して、とてもクリエーティブであると思うのです。



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★超特価!【在庫一掃セール】話題の簡単カニ取り器 カニトリーナ





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2009年07月29日

カニ取り名人、道具の工作編

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(1)竹棒の片側は節の外側で切り、ハンドドリルで下↓のように縦穴を開けます。
PIC141.jpg


(2)さらに、このように節の手前に一カ所、穴を開けます。
PIC140.jpg


(3)適当な長さの橋はロープに輪を作り、そこに50〜60センチメートルのテグスを3〜4本結びつけます。
PIC142.jpg


(4)ロープに結んだテグスを束ね、竹の横穴から先端の穴へ通します。
PIC143.jpg


(5)先端を玉結びしたテグスを竹の先端付近に、タコ糸を使って固定します。また、タコ糸は両端が適当な長さであまるようにします。これは、エサの魚を竹に固定するのに使います。タコ糸の部分は、緩んでこないようにきつく締め上げた後に、瞬間接着剤で固めてください
PIC145.jpg


(6)そうしてできあがった道具がコレ↓
PIC144.jpg


使い方

エサとなる魚を先端部分にタコ糸を使って結わき、テグスは先端で輪になるようにしておきます。
そして、カニのいそうな場所へエサを誘導すると、カニはエサの上に乗っかってくるので、その時にロープを引くと、カニがテグスに巻き付いて逃げなれなくなるという仕掛けです。

言葉だけでは分かりづらいかと思うので・・・
実践編は、来週以降に掲載する予定になります。


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大吉 貝採りアミ(潮干狩り用品)



早いモン勝ちでっせぇexclamation×2



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2009年07月28日

カニ取り名人、道具作りの準備編

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今度の週末はサマースクールは、和歌山県の海で「磯遊び」をすることになりました。
今年はまだ梅雨明けもしてないので、天候が心配ですが・・・

それでいい機会なので、道具を使った「カニ取り」を子供達に伝授しようと思っています。

ターゲットは「ショウジンガニ」。よくイセエビ用の刺し網にかかりますが、専門に漁獲する事はありません。可食部は少なめでも「磯の味」として、おいしいカニなのです。
PIC139.jpg


このカニは岩の割れ目や石の下の隙間にいて、すばっしこい動きをするので、素手ではなかなか捕まりません。

人が近づくと、さっと逃げていってしまいます。

ところが、エサにはめっぽう弱く、アジなどの魚には、すぐに寄ってくるのです。

それで、私の子供時代に教えてもらったショウジンガニ取り専用の道具を紹介しましょう。

今回は100円ショップで、パーツを揃えることができました。
PIC138.jpg

竹の棒(虫取り編みの枝を切っています)、タコ糸、少し太めのロープ、瞬間接着剤、ハンドドリルなどなど。

太めのテグス(8号テグス)は100円ショップで売っていませんので、昔、釣具屋で購入したものを使っています。



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お魚が取れる、別名お魚キラーと呼ばれる網です。この仕掛けの中にエサを入れておくと自然に魚や蟹が入っています。




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2008年11月16日

カニのおいしさの秘密

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11月に入り、ズワイガニ漁が解禁になりました。

越前ガニなど日本海で獲れるズワイガニは、年々、漁獲高が減ってきているようで、値段も高くなっています。
PIC086.jpg


よくニュースや旅行番組などでズワイガニを食べるシーンが放映されますが、お決まりのように「あま〜い」というコメントを言われます。

このようなカニの甘さは、果物のおいしさである糖分の甘さと違い、アミノ酸が醸し出している味なのです。

生物は細胞膜という半透膜によって、細胞内に何らかの溶質が溶けていている溶液を保持しています。

指を切って血が出たとき、その指を口に含んで「しょっぱい」と思うのは、人や陸上動物の血液にはナトリウムがたくさん含まれているからです。

これに対して、甲殻類はナトリウムの他にグリシンやアラニンといったアミノ酸類を浸透圧調節に使っています。

これらアミノ酸類に甘さがあり、カニやエビなどの「おいしさ」となっているのです。

この「おいしさ」には、さらに重要なポイントがあります。

一般的に生物はL型アミノ酸を選択的に使っているという常識がありますが、甲殻類や軟体動物は、体液中の浸透圧調節に使っているアラニンという遊離アミノ酸に、D型アラニンを多量に使っているのです。

アラニンの甘さは、L型よりもD型の方に軍配があがります。

このことが、カニの味である「あま〜い」の答えになるでしょう。

体液中のアミノ酸類の濃度は、普段生活している海水よりも、濃い塩分濃度の海水に入れてやると上昇してきます。この性質を利用して、さらに「おいしい」カニやエビ、貝を提供しようとする研究も進められているのです。



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2008年09月18日

泳ぐカニ、泳ぐための脚

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大阪湾で身近なカニというとワタリガニの仲間がいます。
イシガニもその1つで、第4歩脚の先が扁平になっていて、遊泳脚と呼ばれてます。
PIC070.jpg

イソガニなどを捕まえて、水中に放すとそのまま海底へ沈んでいきますが、イシガニやガザミはこの遊泳脚を使って、沖へ向かって泳いぎながら逃げていきます。

イシガニは自家消費されることの多いカニで、みそ汁の具としておいしく食べることができます。

大きく成長するガザミは商品価値の高いカニとして流通しています。

このガザミ、メスよりオスの方がおいしいカニなのですが、なぜか抱卵したメスの商品価値が圧倒的に高いのです。

そのため、兵庫県ではガザミの資源が激減してきたので、獲れた抱卵ガザミの一部は漁協が買い取って、海へ放流しているのです。



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posted by イソガニ博士 at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

メスをとったど〜!!

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フクロムシを探している時の話です。

セカンドバックを小脇に抱え、いそいそと走り回る。
まるで「ナニワ金融道」に出てきそうな場面に遭遇しました。

大きなチチュウカイミドリガニが、小さいカニを抱えたまま逃げ回っていました。
PIC068.jpg

このペアになったカニを捕まえても、大きいカニは小さいカニを決して放そうとしません。

裏返して観察すると、どうやら、小さい方がメスのようです。
PIC069.jpg

ちょうど繁殖期だったのでしょうか、チチュウカイミドリガニがペアリングになっていたのでした。

それも交尾中というわけではなく、交尾に先立ってメスを確保して、うろうろしているようです。

磯遊びをしているときに見られるカニでは、このような繁殖行動を行っているところを見たり聞いたりしたことはなかったので、ちょっとした驚きでした。

メスを持ち歩くところは、まるでホンヤドカリの繁殖行動にそっくりですね。



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posted by イソガニ博士 at 12:34| Comment(0) | TrackBack(0) | カニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月30日

カニの猛威

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21世紀に入って、バラスト水が原因と思われる海岸生物の侵略がクローズアップされてきました。

先日の記事に載せたミドリガニの学名は、Carcinus aestuarii と思われます。

環境省の要注意外来生物リスト(無脊椎動物)を読むと、日本名でもCarcinus aestuariiはチチュウカイミドリガニ、Carcinus maenasはヨーロッパミドリガニと区別していました。

特にヨーロッパミドリガニは、水産物である在来二枚貝の減少との関連性が示され、またエビ・カニ捕獲用の餌を奪い取って漁獲量を減少させるなどの農林水産業に係る被害が大きく、世界自然保護連合(IUCN)の「世界の侵略的外来種ワースト100」にリストアップされています。

もし、磯遊びに行かれて、ヨーロッパミドリガニを見つけた時は、環境省などに情報を入れる必要があると思います。

日本のイソガニも、アメリカ東海岸などで大繁殖しているようです。

上海ガニがイギリスのテムズ川やドイツのライン川で大繁殖していることは、有名な話です。



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posted by イソガニ博士 at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | カニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月27日

外国からの移住者、チチュウカイミドリガニ

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大阪湾の渚に行くと、このカニを見つけることができます。
ヨーロッパ原産のチチュウカイミドリガニと呼ばれているカニです。
PIC029.jpg


なぜ、ヨーロッパのカニが日本に住み着いているかというと、タンカーのバラスト水によってやってきたと考えられています。

生物には、一般名の他に、学名が付けられています。
そのカニの学名は、・・・。
特定するのはちょっと難しいのです。

このカニは姿のよく似たカニが2種類いて、学術的にはCarcinus maenas と Carcinus aestuariiと区別されています。

それでは、どのようにして見分けるのでしょうか?

フィールドで簡単に区別する方法が論文で紹介されていました(PDFファイルとして閲覧できます。興味ある方はクリックしてください)。
SYLVIA BEHRENS YAMADA AND LAURA HAUCK (2001). FIELD IDENTIFICATION OF THE EUROPEAN GREEN CRAB SPECIES: CARCINUS MAENAS AND CARCINUS AESTUARII Journal of Shellfish Research, Vol. 20. No. 3. 905-9 12.

簡単にいうと、甲羅の幅と長さの割合が1.29以上でCarcinus maenas、1.27以下でCarcinus aestuariiとなります。
しかし、これは大人の個体を調査した結果なので、子供のカニでは区別できないかもしれません。

また、このカニは要注意外来生物に指定されています。
外来生物法について、こちらのホームページを参照してください。
外来生物法―特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律―



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2008年06月25日

おまけ付きイソガニ

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これは、お腹と足にフジツボが付いてしまったイソガニです。

敵からの防御のため、イソギンチャクを付けたカニやヤドカリはいますが、これは邪魔と思いつつも、取れないので、トホホ状態なのでしょうか。
PIC028.jpg


フジツボがこの大きさまで成長しているということは、長い間、脱皮していないのでしょうか? 

それともフジツボのせいで脱皮できない??、あるいは脱皮しても取れない??



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2008年06月24日

イガイなイソガニ

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磯採集に行くと、ときどき変な生き物に出会うことがあります。
このイソガニもその1つ。
PIC026.jpg


背側から見て、お腹の所がちょっと変です。決して死んでいたわけではありません。
お腹を見ると、イガイが付いていました。
PIC027.jpg


外見からすると、どうやらフクロムシに感染したオスのイソガニのようです。

正常なカニのお腹は、普段堅く閉じられています。開くのは糞をするときに、一瞬だけ開きます。
ところが、フクロムシに感染したカニは、しょっちゅう「パコパコ」開けたり閉めたりしています。
たぶん、そんなふうにしている時に、イガイの幼生が定着してしまったのでしょう。

それにしても、重そうで「往生しまっせ〜」って感じです。



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2008年06月23日

イソガニのノープリウス幼生

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今頃から夏にかけて、卵を抱えたイソガニを見つけることできます。
PIC025.jpg


上手に飼うと、水槽の中でも幼生の孵化シーンが観察できるでしょう。

アカテガニなど普段は陸に住んでいる種類では、大潮の晩、満潮時に海に入り、一斉に幼生を孵化させます。

それではイソガニは、いつ幼生を孵化させるのでしょうか?
答えは「決まったタイムスケジュールがあるのかどうかは、わからない」です。

下の写真は、昼間に行われた孵化シーンです。孵化直後のノープリウス幼生を顕微鏡で観察もしました。
PIC024.jpg


この後、自宅の水槽で稚ガニまで育てるのは、餌の問題などあり、なかなか難しいのです。



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2008年06月03日

エイリアンとおねぇMANS、そのこころは、イソガニの悲劇


写真はイソガニ
PIC012.jpg



1979年に公開された映画「エイリアン」のあらすじをgoo映画の作品情報およびWikipediaから抜粋します。

スペース・シップ(宇宙船)ノストロモ号は、地球に帰る途中、彼らは、他の宇宙船からのSOSを傍受し、救出のために、ある惑星に着陸した。たクルーは宇宙船と化石化した宇宙人(スペースジョッキー)を発見、調査をしていくうちに、更に謎の巨大な卵のような物体が無数に乱立する空間(エッグチェンバー)を発見する。そして、この卵に類似した物体の動作を調べようとしたクルーの航海士ケインは、中から飛び出した巨大な手か蜘蛛に似た生物(フェイスハガー)に襲われ、ヘルメットのゴーグルを突き破って顔に張り付かれてしまう。未知の異星生物は、ケインの顔に強固にしがみ付いたまま貨物船に収容され、無理に剥がそうとすれば長い尾でケインの首を絞め、指のような部分の切断を試みるも、強酸性の体液で貨物船の床を何層にも渡って溶解させるという事態に、クルーらも手の出しようが無かった。やがてその生物は顔からはがれて死んでしまい、ケインも順調に回復したかのように見えた。だが回復後にクルーらと食事中、突然ケインは苦しみ出し、その胸部を食い破って奇怪な寄生生物(チェストバスター)が姿を表す。それこそまさにエイリアンの幼体で、口から体内に侵入され幼体を産み付けられていたのである。


体内に侵入した生物が体を破って出てくるというこわい話ですが、寄生生物の世界では本当にこのような事が起こっています。

エイリアンはケインを殺してしまいましたが、体内に侵入しても殺さず、「こころ」と「からだ」を完全に乗っ取ってしまう寄生生物が海洋生物の中にはいます。

外見上メスになってしまったオスのイソガニを紹介しました。
実はこのカニ、「フクロムシ」という寄生生物によって「おねぇMANS」になってしまったのです。そして、体内に侵入する様子は、まさに「エイリアン」なのです。


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2008年06月02日

イソガニの世界にも女装、「おねぇMANS」を捕獲

前回の記事の答えですが、素直にメスと答えた方と、こんな質問をするくらいだからオスに違いないと深読みされた方もいらっしゃったと思います。


今回のタイトルからして分かるようにメスと答えた方、ごめんなさい。実はオスだったのです。
写真に使った「イソガニ」のお腹を開いてみると、このようにオスのシンボルである交尾器(交接器)がありました。
PIC011.jpg


外見上はメスになっているオスのイソガニ??
TVの影響を受けたわけではありませんが、イソガニの世界にも「おねぇMANS」があったのです。


今度磯遊びに行ったら捕まえてみてください、「どんだけぇ〜」と叫びますから ・・・冗談です。


なぜ、こうなってしまったのでしょうか?
メス化といえば、環境ホルモン(内分泌攪乱物質)の話題がありました。
イソガニよ、お前もか・・・ というわけではありません。


そこには、海の生き物の世界にまつわる恐ろしい話があるのです。


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2008年05月29日

カニのオスとメスの見分け方

カニのオスとメスは、どのようにして見分けることができるのでしょうか?

カニを捕まえたら、ひっくり返してお腹の所を見てください。オスとメスでは様子が違っていることが判るはずです。

下の写真はオスのお腹で、鋭角な三角形となっています。
PIC008.jpg


これはメスのお腹で、幅広い扇状になっています。これは、この部分にたくさんの卵を抱きかかえるためです。
PIC009.jpg




それでは、イソガニ博士からの質問です。
このカニは、オスでしょうか、それともメスでしょうか。さて、どっち??
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