青い海、白い砂浜、色彩豊かな魚、心地よい潮風。

今となっては少なくなってきましたが、潮だまり(タイドプール)にもたくさんの生き物がいます。

そこは遊び場としてのパラダイスでもありました。

身近にいる海のいきものについて、子供から研究者まで楽しめるように紹介をしていきたいと思います。


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2008年12月21日

ヤツメウナギは有害生物?

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アメリカの五大湖では、ヤツメウナギはサケやマスなどに大被害をもたらす魚として駆除対象になっています。そのために、学術研究のための捕獲でも何の規制もありません。

元々、五大湖にはヤツメウナギは生息していなかったのですが、運河を造って大西洋との交通ができるようになると共に、遡上するようになり大繁殖してしまったのです。それ以前は、ナイアガラの滝が壁となって遡上できなくなっていました。

そのために、ヤツメウナギは「嫌われ者」というイメージのある魚ですが、河川によっては自然保護のために、学術研究用でさえも捕獲が厳しく制限されています。

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ヤツメウナギはサケなどの魚と同じように河川と海を回遊します。このことによって、森林地帯のやせた池や川に海からの栄養素が大量に運ばれてきます。その結果、その地域に原生する昆虫類が増え、さらにこの昆虫類は魚の栄養分として還元されていくのです。

つまり、ヤツメウナギは、砂利をきれいにならし、堆積物を払い落としながら、吸着する口で巣を作り、やがて死んでしまいます。そして、きれいになった川底には産卵期のサケが集まってくるのです。また、ヤツメウナギの死骸はトビケラの幼虫などの餌となって、やがてトビケラはマスや若いサケのエサとなります。



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posted by イソガニ博士 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | さかな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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