青い海、白い砂浜、色彩豊かな魚、心地よい潮風。

今となっては少なくなってきましたが、潮だまり(タイドプール)にもたくさんの生き物がいます。

そこは遊び場としてのパラダイスでもありました。

身近にいる海のいきものについて、子供から研究者まで楽しめるように紹介をしていきたいと思います。


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2009年12月31日

よいお年を

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今年もあとわずかになりましたが、
当研究所へたくさんのご訪問、ありがとうございました。

経済事情の悪化により、どの分野も厳しい年でしたが、これからも、ガンバっていきましょう。

では、よいお年をおむかえください。





刺身のツマ用ピーラー、 業界最細1.5mmの千切り幅実現。プロピーラー極細千切り





posted by イソガニ博士 at 20:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月16日

タコの知能

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ナショナルジオグラフィックのニュースに「ココナツの殻を運ぶ知能の高いタコ」というのがありました。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=65380031
PIC172.jpg


あるタコが半分に割れたココナツの殻を体の下側に吸い付け、つま先で歩くところが確認された。そのあと2つの殻を組み合わせて中に隠れる、という記事です。

記事の中に、生物人類学者でロサンゼルスにあるジェーン・グドール研究所(JGRC)の共同責任者を務めるクレイグ・スタンフォード氏から

「イカやタコなどの頭足類が道具を使うなんて考えもしていなかった」
「チンパンジーだって自然素材を使って身を守るようなことはしないのにね」

というコメントがありました。

そもそも、ココナッツの殻の中に隠れている姿を見て、

イイダコみたい

と思いませんか?

イイダコが、↓のようにゴミや貝殻を使って身を隠すことは、有名な話です。

PIC173.jpg

http://opencage.info/pics/large_2317.aspより引用


明石ではこの習性を利用して、10センチほどの大きさの二枚貝を蝶つがいのところでつないであるだけのはえ縄仕掛けでイイダコ漁をしています。


だから、記事の中ある↓の記述には、ちょっとした違和感を感じました。

このタコはメジロダコ(学名:Amphioctopus marginatus)という種で、ココナツを運ぶことによって高等動物の仲間入りを果たした。このように道具を使う例は、無脊椎(せきつい)動物としては初の快挙だという。

しかし、イイダコが貝殻を持ち歩いているかどうかについて、私自身はわかりませんが・・・



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瀬戸内海でとれたいいだこ柔らか煮(子なし) 2パック





posted by イソガニ博士 at 13:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 軟体動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

マイ・ロッドのデビュー

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自分専用の釣り竿では、
私の場合は、ある日突然、竹が軒先に立てかけてあって、これを釣り竿として作ってくれました。

自分の子供の場合、普段は軽量のへら竿を使わしていたのですが、ベネッセの進研ゼミで貯めたポイントで交換したルアーフィッシング・セットが自分専用にしたというのが、今風の子供と思う。

「このさおで釣りしたい」という要望を答えるため、淡路島の岩屋港へ釣行。

風が強く、きびしい状況の中、停泊してあった漁船を風よけにして、頑張ってみました。

仕掛けを降ろして、すぐに飛び付いてきたのが↓これ
PIC168.jpg


記念すべきファースト・ヒットはクツワハゼ(間違ってたらゴメン)です。

リールが付いているために、竿を持つ手にも、だんだん重く感じるようになったようでしたが、この後は、メバルの子供やアジなどが釣果となりました。

となりで出していたいつものへら竿には、コブダイの幼魚や30cmを超えるガシラなど大物!?が釣れました。

PIC169.jpg
PIC170.jpg


それにしても、このガシラ、でかい!!
こんな所で!? と思われるような場所で釣れたのが、おもしろい。

数年前に比べて、釣りをしている人が、かなり減っているように思われます。だからこそ、大きな魚に出会えるチャンスが増えてきたのかもしれません。

夜になってからは、ライトアップされた明石海峡大橋を眺めながらの温泉で一休みしてから、帰途につきました。

PIC171.jpg






京焼の人気作家【美の器】花生 京焼 豆彩 三方魚文 みのかさご絵手塚 央作





posted by イソガニ博士 at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

コンピューターとプログラミング

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有り難いことに、シミュレーションについて、多くの反響がありました。この場をお借りして、 読者の皆さんに厚く御礼を申し上げます。


今日は、私自身の思い出を書くことにします。

私が大学生の頃、パソコンが出始めました。
自分たちが使えたプログラミング言語はBasicです。

タンパク質研究の中で、アミノ酸分析機が打ちだしてきたデータからアミノ酸組成を割り出していくのが、電卓を使っても、けっこう大変なことでした。

そこで、プログラミングを独自で勉強し、アミノ酸組成を算出するためのソフトを作って、これを使っていました。

プログラミングが出来るようになると、ちょっと大掛かりなものも、作ってみたくなります。

当時、タンパク質の研究ではChou-Fasman法といって、アミノ酸配列からタンパク質の二次構造を計算によって予測する有名な手法が話題になっていました。
これは、29種類のタンパク質の二次構造データをもとに、20種類のアミノ酸の二次構造をとる頻度から傾向指数が割り与えられ、隣接した4〜6残基の傾向指数を比較することによって、どの二次構造をしているのかを予測します。

注:二次構造とは、タンパク質の立体構造において、部分的な折り畳まれ方を二次構造と呼んでいます。螺旋状に巻いた構造のα-へリックス, 2本のポリペプチド主鎖が平行に配置した構造のβ-シート, U字形の構造のβ-ターンなどがあります。

成長ホルモンやプロラクチンといったホルモンは200残基近くのアミノ酸から成るタンパク質なので、手計算では大変な労力になります。

計算を楽したいためにブログラミングを始めたわけですが、結構な時間が掛かってしまい、手計算した方が早い、なんて他の人から突っ込まれながら、これも何とか完成させてました。

サケのプロラクチンのアミノ酸配列を解明した時に、2種類の分子が混在していたのですが、186残基のタンパク質が逆相HPLCで分離出来たことに、驚きを感じていました。

そして、全一次構造を解明した論文の中で、Chou-Fasman法で計算した結果を参照して、逆相HPLCで分離してきた理由を考察しました。

ところが、一人のレフリーから、二次構造はあくまでも予測であって、その予測の上から更に分離してきたきたことを予測するのは科学的な見解ではない、とコメントがきたのです。

つまり、「お話」としてはおもしろいけど、立体構造に違いがあるというデータはどこにもないじゃない、という意味なのです。

私自身としては学生で、論文デビューのことだったので、かなり衝撃的な出来事でした。

これが原因なのでしょう、コンピューターを使ったシミュレーションの話題になると、少し懐疑的な態度になってしまうかもしれません。





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