青い海、白い砂浜、色彩豊かな魚、心地よい潮風。

今となっては少なくなってきましたが、潮だまり(タイドプール)にもたくさんの生き物がいます。

そこは遊び場としてのパラダイスでもありました。

身近にいる海のいきものについて、子供から研究者まで楽しめるように紹介をしていきたいと思います。


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2008年11月27日

クロマグロの話題

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ここのところ、大阪湾でも釣れるようになったマグロですが、今、クロマグロについて2つのニュースが話題になっています。
PIC090.jpg


1つは、俳優の松方弘樹さんが山口県の離島、見島沖で行われた「萩クロマグロトーナメント」で、300キロ以上の大型クロマグロを釣り上げたこと。

このような大きさになるには、どれくらいの年数がかかっているのでしょうか? そのような調査もきちんとして、記録に残して欲しいものです。

もう1つは、アフリカのモロッコで行われた「大西洋マグロ類保存国際委員会(ICCAT)」の年次会合で、東部大西洋と地中海での2009年から2011年のクロマグロ漁獲枠を現状より約2割削減するということ。また、蓄養の他に、巻き網漁やはえ縄漁も規制を強めることになりました。

しかし、大西洋からの入荷で日本への割り当ては、2009年が1871トン、2010年が1697トンもあるので、すぐに食卓から消えるというわけではないようです。

そもそも、大西洋のマグロが地中海へ回遊するのは産卵のためなので、地中海での規制を強化するのはマグロ資源の保全にとって、よいことなのです。

深刻なのは、2010年に予定されるワシントン条約締約国会合で、クロマグロが議題に上るかもしれないということです。国際間の商業取引が出来なくなるようなら、マグロを口にすることが、ほとんどできなくなるでしょう。

日本近海で捕れるマグロでは、南日本から台湾にかけての温暖な海域で春から夏にかけて産卵すると言われています。しかし、ここ最近のことですが、松方さんが大型マグロを釣った、見島沖の海域で産卵行動が見られたという情報もあります。水温の上昇に伴って、産卵域も北上しているのかもしれません。

いずれにせよ、産卵の場所や時期について、きちんとした保護対策をしておかなければならないと思います。

特に、日本はニシンやハタハタについて大失敗をしている経験があります。これに対して、シロサケはきちんとした対策が施され、資源の保全に成功した例もあるのです。



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2008年11月25日

ゴンズイの毒

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波止釣りで、厄介者がゴンズイやハオコゼといった毒を持っている魚です。

ゴンズイは背鰭に1本、左右の胸鰭にそれぞれ1本ずつ、合計3本の毒棘があります。
PIC089.jpg


刺された人の話では、刺された瞬間に電気ショックを受けたような痛みがあり、皮膚には発赤や浮腫も引き起こしたとのことでした。

ゴンズイの毒成分を解析した研究では、刺毒の他に、体表粘液毒があることが判りました。

ゴンズイの体表粘液から、マウスの致死や浮腫形成活性を示す物質は、分子量11,000の塩基性タンパク質と同定されました。

このタンパク毒の特異抗体を使った免疫組織学研究では、皮膚の棍棒状細胞と毒腺細胞が染色されていました。

このような事実から、ゴンズイの体表粘液毒と刺毒は、よく似たような構造をした物質で、「魚類の刺毒は体表粘液毒から進化した」という仮説を強く裏付けしているものと考えられています。



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posted by イソガニ博士 at 07:57| Comment(0) | TrackBack(0) | さかな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月21日

クルマエビについて

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大阪府は、大阪湾のクルマエビ資源を増やすために、稚エビの放流事業を行っています。放流尾数は、30万尾ほど。

元々、クルマエビやキスなどが大阪湾から減ってしまったのは、湾岸の開発や川の上流域にダムを造ってしまって、海底の砂地がなくなってしまったからなのです。

したがって、狭い生息域しかない所に大量放流しても、どれくらい資源回復の効果があるのかは、わかりません。 というのが現状ではないでしょうか。

皮肉なことに、関西国際空港を造成している時に、たくさんの砂が導入され、その一部が大阪湾に流れ出しました。そうしたら、とある場所の海底にきれいな砂地が出来てきて、そこではキスなどの魚が爆釣したことがありました。

放流事業も環境問題と一体となって取り組まないと、うまくいかないと思われます。


クルマエビは安定して稚エビへの育成ができるようになりました。そのため、多くの養殖したエビが市場に出回っています。

しかし養殖での問題点は、安定して受精卵を確保することです。人為的に卵を成熟させる方法について、水温や日照時間の関係、餌の開発など多くの研究が費やされています。

しかし結果的には、片方の眼(眼柄)を切除して飼育するのが、養殖クルマエビからの採卵に最も有効な手段のようです。

眼柄には、様々なホルモンが分泌されていますが、その分泌をなくすことで、ホルモンのバランスが崩れ、一時的に成熟を促進するのです。

ちなみに、日本国内で養殖クルマエビの生産一は沖縄県なのです。



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2008年11月18日

高級食材としておなじみのイセエビ

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イセエビは、夏になると比較的浅いところへ移動してきます。

家では漁業権を持っていたので、子供の頃、夏休みになると、岩おこしをしながら、アワビやトコブシ、ウニを採りながら、イセエビも捕まえられる時もありました。

イセエビは単独でいる場合が少なく、いる場所がうまく見つかったときには、けっこうな匹数のエビが捕れました。

捕ったイセエビは、ぶつ切りにしてみそ汁の具にし、よく食べていました。

このエビ、その生活史は興味ある要素を多く含んでいます。

孵化したフィロソーマ幼生は葉状幼生と呼ばれる形態で、広葉樹の葉のような透明な体に長い遊泳脚がついています。しかも、約300日もプランクトン生活をしているのです。
PIC087.jpg


なぜ、このような長い日数が必要なのか、まだ解明できてません。

体長30mmほどに成長したフィロソーマ幼生は、プエルルス幼生へ変態すします。プエルルス幼生はガラスエビとも言われていて、外見は親エビに似ていますが、体はまだ透明なのです。この時、大顎や消化管が一時的に退化して、餌をとらないようです。
PIC088.jpg

岩礁にたどりついたプエルルス幼生は約1週間で脱皮し、やっと歩行生活をはじめるのです。


写真は「鳥羽水族館様」から引用しました。

また、イセエビ幼生の飼育方法について、くわしく知りたい方は、下記の独立行政法人水産総合研究センターのホームページで閲覧できます。

http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/2007/0326a/press_070326a.pdf



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2008年11月16日

カニのおいしさの秘密

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11月に入り、ズワイガニ漁が解禁になりました。

越前ガニなど日本海で獲れるズワイガニは、年々、漁獲高が減ってきているようで、値段も高くなっています。
PIC086.jpg


よくニュースや旅行番組などでズワイガニを食べるシーンが放映されますが、お決まりのように「あま〜い」というコメントを言われます。

このようなカニの甘さは、果物のおいしさである糖分の甘さと違い、アミノ酸が醸し出している味なのです。

生物は細胞膜という半透膜によって、細胞内に何らかの溶質が溶けていている溶液を保持しています。

指を切って血が出たとき、その指を口に含んで「しょっぱい」と思うのは、人や陸上動物の血液にはナトリウムがたくさん含まれているからです。

これに対して、甲殻類はナトリウムの他にグリシンやアラニンといったアミノ酸類を浸透圧調節に使っています。

これらアミノ酸類に甘さがあり、カニやエビなどの「おいしさ」となっているのです。

この「おいしさ」には、さらに重要なポイントがあります。

一般的に生物はL型アミノ酸を選択的に使っているという常識がありますが、甲殻類や軟体動物は、体液中の浸透圧調節に使っているアラニンという遊離アミノ酸に、D型アラニンを多量に使っているのです。

アラニンの甘さは、L型よりもD型の方に軍配があがります。

このことが、カニの味である「あま〜い」の答えになるでしょう。

体液中のアミノ酸類の濃度は、普段生活している海水よりも、濃い塩分濃度の海水に入れてやると上昇してきます。この性質を利用して、さらに「おいしい」カニやエビ、貝を提供しようとする研究も進められているのです。



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posted by イソガニ博士 at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | カニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

D型アミノ酸を含んだ血糖上昇ホルモンの謎

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フランスの研究グループは、X器官にある血糖上昇ホルモンの産生細胞の解析を行いました。

血糖上昇ホルモンを作っている細胞は30個ありました。その内、8個の細胞だけがD型アミノ酸を含んだホルモンを作っていたのです。

ザリガニの仲間だけが、D型アミノ酸を含んだ血糖上昇ホルモンを作っているのも謎ですか、全部の産生細胞が作っているわけではないのも、もっと謎なのです。

クリックすると大きい画像に見ることができます

PIC085.jpg
なぜ、積極的にD型アミノ酸を使っているのか? また、ザリガニ類はどのような進化を目指しているのでしょうか? ホント不思議です。

ザリガニの他にも、カエルの皮膚にあるオピオイドペプチド、カタツムリの神経ペプチド、クモ毒などにもD型アミノ酸を含んだ分子が存在しています。

この話とは別に、ヒトの水晶体中では加齢に伴って、水晶体タンパク質の中にあるAsp残基のD型化が進行してしまうことが解ってきました。白内障の一原因です。老化という自然の過程でも、アミノ酸の異性化が病気を引き起こしていたのです。



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2008年11月12日

甲殻類血糖上昇ホルモンの構造解析について

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アメリカザリガニのサイナス腺から抽出した血糖上昇ホルモンを精製すると、逆相カラムを使った高速液体クロマトグラフィーでは2つのピークに分かれます。
PIC084.jpg


それぞれを酵素消化して、断片化したものを高速液体クロマトグラフィーで分画した結果を比べると(ペプチドマップの比較と呼びます)、1つの断片が違った時間に溶出していました。

ところが、それらのアミノ酸配列を調べると、全く同じ結果(アミノ酸配列)だったのです。

なぜ、このような結果が起こったのでしょうか??

一般的な常識として、同じアミノ酸配列ならば、同じ時間に溶出されてくることになっています。しかし、違った時間に溶出してきているということは、常識ではないことが起こっていると考えた方がよいかもしれません。

アミノ酸は立体的に、L型とその鏡像体であるD型があります。通常、生物はL型のアミノ酸を使ってタンパク質やペプチドを作っています。

同じアミノ酸配列でも立体構造に違いがあると、高速液体クロマトグラフィーでの結果も納得いくのではないかと予想しました。

はたして、どうなったのでしょうか?

予想はピッタリ当たって、アメリカザリガニの血糖上昇ホルモンの場合、高速液体クロマトグラフィーで精製した時に遅れて溶出してきたホルモン分子にアミノ末端から3番目にあるフェニールアラニンというアミノ酸だけがD型アミノ酸として検出されました。

最近の研究結果では、時として常識を打ち破るように、D型アミノ酸が生物の体の中から検出される例がいくつも証明されてきています。

生物活性試験では、ホルモン濃度に依存した血糖値の上昇量で差はなかったのですが、D型アミノ酸を含んでいるホルモンの方が効果の持続性をもっていました。

不思議なことに、ザリガニの仲間ではD型アミノ酸を含んだ血糖上昇ホルモンが見いだされていますが、エビやカニ、ヤドカリといった他の甲殻類からはD型アミノ酸を含んだ血糖上昇ホルモンは見つかっていないのです。



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2008年11月10日

眼柄ホルモンの構造について

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長年、甲殻類血糖上昇ホルモンや脱皮抑制ホルモンの構造は解明されませんでした。

その理由は、これらホルモンの分子量が8000〜9000と比較的大きかったことです。

眼柄ホルモンの中で最初に構造が決まったのは、1972年にホッコクアカエビ(Pandalus borealis)の眼柄から単離された赤色色素凝集ホルモンでした。8個のアミノ酸から構成されているペプチドです。

pGlu-Leu-Asn-Phe-Ser-Pro-Gly-Trp-amide

また、ホッコクアカエビからは1976年に18個のアミノ酸から成る色素拡散ホルモンの構造が決まりました。

Asn-Ser-Gly-Met-Ile-Asn-Ser-Ile-Leu-Gly-Ile-Pro-Arg-Val-Met-Thr-Glu-Ala-amide

分子量の大きいホルモンの構造が決まったのは、1989 年になってからでミドリガニ(Carcinus maenas) から単離された甲殻類血糖上昇ホルモンです。このホルモンは72 残基からなり3 個のジスルフィド結合を含んでいました。

その後、脱皮抑制ホルモン、卵黄形成抑制ホルモン、大顎器官抑制ホルモンのアミノ酸配列が次々と解明されてきました。これら4 種類のホルモンは互いによく似た構造をしているので最初に構造決定されたホルモンの名前にちなんで「血糖上昇ホルモンファミリー」と呼ばれています。



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2008年11月07日

甲殻類の神経内分泌研究の歴史

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甲殻類には眼の所に、X器官・サイナス腺と呼ばれる神経内分泌器官があります。サイナス腺とは、X器官で作られたホルモンが貯蔵されている組織です。
PIC083.jpg


その研究の歴史を紐解くと1905年まで遡ります。

Zelenyがは眼柄の再生能を調べる目的でスナガニの一種(Uca pugilator)の眼柄を切除したら、眼柄が再生されることはありませんでしたが、眼柄を切ったカニは脱皮の周期が短かくなること発見しました。このことから眼柄には脱皮を抑制するホルモンが存在していると提唱されました。

1944年にAbramowitsらは、眼柄中に血糖値を上昇させる因子があることを発表しました。

さらに、1946年にPanouseは眼柄には卵母細胞の成長を抑制する因子の存在について報告しています。

1996年になると、Wainwrightらは大顎器官におけるファルネセン酸メチルの合成を抑制する因子をイチョウガニの一種(Cancer pagurus)から見つけました。

このように甲殻類の眼柄には、甲殻類血糖上昇ホルモン(CHH)、脱皮抑制ホルモン(MIH)、卵黄形成抑制ホルモン(VIH)、大顎器官抑制ホルモン(MOIH)の4種類のホルモンがあります。これらの名称はホルモン分子を単離同定する際に用いた生物活性試験に由来しているのです。



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2008年11月05日

ザリガニの神経系

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ザリガニを解剖してみると、眼から肛門へと中枢神経がひとつながりになっています。

写真は、摘出した神経系を標本にしたものです。
PIC082.jpg

神経系には、眼(眼柄)の中にあるX器官・サイナス腺、脳神経節、食道下神経節、胸部神経節、腹部神経節と呼ばれる部分があります。

そして、胸部神経節では5つの神経節、腹部神経節は6つの神経節が含まれています。

この神経節を組織学調査すると、ホルモンなどを合成している細胞体はそのほとんどが腹側の表面付近に集まって存在していることが観察できます。

胸部神経節や腹部神経節は、体壁、筋肉系、鰓、付属器官を制御しています。

このような甲殻類の中枢神経系は、情報処理を各神経節に分散させ並列処理型になっています。この形式は、素早い情報処理ができるといった利点があります。

これに対して脊椎動物の中枢神経系では、情報処理を脳で行い、一極集中型になっています。そのため、組織学的には複雑な構造に進化しました。



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2008年11月03日

メバルについて、図鑑が書き換えられます

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アジ、グレ、メバル、スズメダイ。
この3連休中に淡路島へ行って釣れた「おさかな」たちです。

この中でも「メバル」について、1つの事件がありました。

最初に釣れたのは白っぽいメバル。

次に釣れたのは黒っぽいメバルで、「この魚、何?」と聞かれたときは「メバル」と答えました。

そして、赤っぽいメバルが釣れた時も名前を聞かれたので、「メバル」と答えたら、不思議そうな顔をされました。

シロウト目には別のさかなに写ったようで、「本当に同じ種類の魚なの?」というのは素直な疑問でした。

図鑑では色が違っていても、「メバル」としか記載されていません。
一応、水産学を専攻してきた身としては、「メバル」としか答えようがなかったのです。

ところが、今日の朝日新聞で、「メバル」は、「アカメバル」、「クロメバル」、「シロメバル」の3種に分類されることが記事として載っていました。
PIC081.jpg

魚類分類学の第一人者である、京都大学の中坊徹次教授らの研究グループが日本魚類学会の英文専門誌(Ichthyological Research, Volume 55, Number 3, pp. 238-259)に発表したもので、形態学的な違いは、体色の他に、胸びれを支える「軟条」の数が「アカ」では15本、「クロ」では16本、「シロ」では17本となっているそうです。

生態的にも3種の魚は交雑せず、群れの作り方などかなり異なっていると解説されていました。


これからは別種の魚として図鑑に記載されると思います。




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2008年11月01日

美しい魚、トビウオ

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昨日、NHKでトビウオを番組特集していました。

子供の頃、船に乗せられて沖へ行ったとき、舳先の方から急に飛び出すトビウオの姿は今も鮮明に覚えています。
PIC080.jpg

沖に出た時、父親から鳥山の他にトビウオが飛ぶのを見つけるようにと言われました。カジキなどの回遊魚を捕るためです。

大間のマグロ漁では、トビウオを使った仕掛けにこだわりを持っている老漁師がいるそうです。

しかし、東南アジアでは「特別な魚」として今も取り扱われていることは、このTV番組で初めて知りました。

姿はとてもきれいな魚で、やはり空を飛ぶという行動に敬意をはらっているのでしょうか。



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