青い海、白い砂浜、色彩豊かな魚、心地よい潮風。

今となっては少なくなってきましたが、潮だまり(タイドプール)にもたくさんの生き物がいます。

そこは遊び場としてのパラダイスでもありました。

身近にいる海のいきものについて、子供から研究者まで楽しめるように紹介をしていきたいと思います。


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2008年09月29日

オスのイソガニによるフクロムシ幼生孵化のシーン

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フクロムシに寄生されたイソガニは、外見上メスのようになってきます。

そして、メスのカニが幼生を孵化させ海中に拡散させるように、このオスのカニもフクロムシの卵塊の世話をし、幼生孵化の行動をするようになります。

下の写真は、オスのイソガニがフクロムシの幼生を孵化させているシーンです。
PIC072.jpg

ふんどしの部分を盛んにポンピングして、幼生を海中にまき散らしています。



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posted by イソガニ博士 at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | フクロムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月25日

ナンヨウツバメウオの幼魚

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磯遊びをしていると、よく見ることができます。しかし、このナンヨウツバメウオの成魚は日本近海ではめったに見られないので、死滅回遊の代表的な例となる魚なのです。
PIC071.jpg

この魚、体を横にして波間に漂っていると枯れ葉にしか見えません。

ところが、成魚は銀色の体色に黒い模様となるので、同じ魚には思えないような体つきです。

このように擬態しているので、けっこう神経質な魚と思いきや、意外と人なつっこいところがあり、どちらかというと飼いやすい魚です。

水槽内では波がないせいか、横になって漂っている所はあまり見られなくなるようです。



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posted by イソガニ博士 at 07:58| Comment(0) | TrackBack(0) | さかな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月23日

最近の釣り情報

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今年の大阪湾は、青物が好調のようです。

多くのフィッシングショップで、今年は例年よりイワシやアジが多いと感じている様子です。

そのため、シーバスやハマチはよく釣れています。また、先日、紹介したマグロも30kg級がよく見られるようです。

そしてビックリするのは、陸っぱりでルアーのシーバス釣りしていた人が、全長1メートル弱のバショウカジキを釣ったということでした。

アングラーにとって、エキサイティングな場所が大阪湾なのです。



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2008年09月20日

海は誰のもの??

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大阪市は、大阪港の護岸や防波堤の立ち入り禁止を厳格化する方針を打ち出しました。

つまり、大阪港では海釣り公園以外では釣りや魚介類の観察ができなくなるのです。

しかも罰則規定があって、「立ち入り禁止区域」に入ると、最高5万円の過料が科せられます。

事の発端は、昨年に夢洲で起きた釣り人の転落死亡事故で、大阪市が遺族から「安全対策が不十分だった」として損害賠償を求められているのです。

大阪市では自然海岸が全くない状態で、護岸や堤防といった人工的な海岸は行政の管理下にあります。

大阪市港湾局の担当者は「防波堤や護岸などは一般市民の利用を想定しておらず、転落防止柵の設置など安全対策も施していないので、理解してほしい」と言ってます。

しかし、海は基本的に「公」のもので、誰もが水と自然を親しめる所のはずなのです。

それを一律に立ち入り禁止にしてしまうのは、やはり、どこか間違っているように思います。

自然海岸や人工護岸、どちらでも事故のない場所などありません。市民も事故を想定した「危機管理」の意識を強く持ち、更に行政も市民も「自己責任」をもっと考えていかなければならないようです。



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posted by イソガニ博士 at 11:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月18日

泳ぐカニ、泳ぐための脚

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大阪湾で身近なカニというとワタリガニの仲間がいます。
イシガニもその1つで、第4歩脚の先が扁平になっていて、遊泳脚と呼ばれてます。
PIC070.jpg

イソガニなどを捕まえて、水中に放すとそのまま海底へ沈んでいきますが、イシガニやガザミはこの遊泳脚を使って、沖へ向かって泳いぎながら逃げていきます。

イシガニは自家消費されることの多いカニで、みそ汁の具としておいしく食べることができます。

大きく成長するガザミは商品価値の高いカニとして流通しています。

このガザミ、メスよりオスの方がおいしいカニなのですが、なぜか抱卵したメスの商品価値が圧倒的に高いのです。

そのため、兵庫県ではガザミの資源が激減してきたので、獲れた抱卵ガザミの一部は漁協が買い取って、海へ放流しているのです。



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posted by イソガニ博士 at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | カニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月16日

メスをとったど〜!!

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フクロムシを探している時の話です。

セカンドバックを小脇に抱え、いそいそと走り回る。
まるで「ナニワ金融道」に出てきそうな場面に遭遇しました。

大きなチチュウカイミドリガニが、小さいカニを抱えたまま逃げ回っていました。
PIC068.jpg

このペアになったカニを捕まえても、大きいカニは小さいカニを決して放そうとしません。

裏返して観察すると、どうやら、小さい方がメスのようです。
PIC069.jpg

ちょうど繁殖期だったのでしょうか、チチュウカイミドリガニがペアリングになっていたのでした。

それも交尾中というわけではなく、交尾に先立ってメスを確保して、うろうろしているようです。

磯遊びをしているときに見られるカニでは、このような繁殖行動を行っているところを見たり聞いたりしたことはなかったので、ちょっとした驚きでした。

メスを持ち歩くところは、まるでホンヤドカリの繁殖行動にそっくりですね。



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posted by イソガニ博士 at 12:34| Comment(0) | TrackBack(0) | カニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月15日

フクロムシ探し

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大阪湾の某所へフクロムシの採集に行きました。

ところが、フクロムシに感染したイソガニは見つかるものの、黄色い卵をもった個体が見当たりません。

お腹を調べると、写真のようなバージンエキステルナかオスが入り込んで間もない状態でした。
PIC067.jpg

イソガニの甲羅がきれいな個体も多かったので、フクロムシが幼生を孵化させた、あるいはイソガニ自身を脱皮させた後の時期だったのでしょう。

このフクロムシ、1つの疑問があります。

採集地では、ケフサイソガニもたくさん生息しています。しかし、フクロムシに感染したケフサイソガニは今のところ、1匹も見つからないのです。

フクロムシ自身が宿主の種類を厳選しているということなのでしょうか?



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posted by イソガニ博士 at 11:17| Comment(2) | TrackBack(0) | フクロムシ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月12日

関西国際空港と海洋生物

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大阪湾では、魚介類の種類が増えてきました。

理由の1つは、下水道の普及により河川がきれいになってきたので、海も汚染が減ってきたということ。

もう1つの理由は、関西国際空港ができたことです。

今までは、埋め立てすると垂直護岸のために、海洋生物にとって厳しい環境をしいられていました。

ところが、関空の護岸のほとんどは、捨て石が二段の階段式に沖へ張り出す緩傾斜護岸になっています。

つまり、人工的に藻場を育成していたのです。

そこにはサザエ、アワビ、イセエビなど高級食材となる生物も多く住み着くようになっています。しかも、禁漁区なので資源は守られています。

ここに大阪湾再生のヒントが隠されているのではないでしょうか。



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posted by イソガニ博士 at 20:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月10日

ヒトデを使った臨海実習

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一般的に、臨海実習ではヒトデやウニを使って卵成熟(減数分裂)の制御を学びます。

ヒトデでは、放射神経で作られた生殖巣刺激物質によって卵巣の濾胞細胞が活性化し、そこから1-メチルアデニンが放出され、卵成熟が起こります。

実習例1
イトマキヒトデ卵母細胞を材料とし、卵成熟誘起物質(1-メチルアデニン)による減数分裂の再開(卵成熟)の観察を行います。
また、卵核胞の崩壊に引き続く細胞質分裂(第一極体形成)に対して、プロテアソームの阻害剤を添加することがどのような影響を及ぼすかを解析して、減数分裂周期の進行に対するタンパク分解酵素の役割を考察します。

実習例2
イトマキヒトデから放射神経を単離し、そこから生殖巣刺激物質を抽出します。
抽出液はセファデックスG50ゲルを用いたカラムクロマトグラフィーにより分画し、卵巣片から放卵を誘起する活性を指標にしたバイオアッセイ(Bioassay)により生殖巣刺激物質を含むピーク分画を見出し、生殖巣刺激物質の比活性がゲルろ過クロマトグラフィーによりどれだけ上昇したかを解析します。

この生殖巣刺激物質はペプチド性物質ということはわかっていましたが、その構造は長い間、謎になってした。

理由は、精製中に活性が無くなってしまうので、物質の純化ができなかったからです。

最近になって、24個のアミノ酸からなるA鎖と19個のアミノ酸からなるB鎖のヘテロダイマーからなるものであることを明らかになりました。



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posted by イソガニ博士 at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 棘皮動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月08日

ヒトデ

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ヒトデというとみなさん、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

どちらかと、厄介者や気持ち悪いなど苦手な方が多いかもしれません。

しかし、イトマキヒトデは、海産無脊椎動物の卵や精子の形成と受精可能な状態になる過程を研究するためのモデル動物として使われ、その日本の基礎研究の成果が世界をリードしてきたのです。
PIC066.jpg

大学の生物系に行くと、ヒトデはウニと同様に臨海実習の教材とて、教育の分野でも重要な動物なのです。



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posted by イソガニ博士 at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 棘皮動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月06日

カメノテ

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磯遊びに行くと、よく見られる動物で、フジツボの仲間です。
PIC065.jpg

このカメノテ、ものすごく成長の遅い生き物と信じられています。1年で約1〜2ミリしか大きくならないようです。

そのため、成熟するのに5年、一番大きくなるには15〜20年かかるとも言われています。

最近、といっても20年くらい前の論文ですが、キプリスが岩に定着してからの1年目は成長が早く、2年目から成長が鈍化するという報告がありました。

日本産のカメノテがどのような成長速度を示すのはわかりませんが、遅いことは事実のようです。

カメノテは手軽な磯の味わいとして、親しまれています。私自身も子供の頃、おやつとして塩ゆでにしたものを食べていました。

海外では、スペインのバルセロナへ行ったときに、シーフードレストランで、カメノテを食べさせていました。



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posted by イソガニ博士 at 18:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 甲殻類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

リーフィーシードラゴン

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水族館で見た不思議な魚です。

うまく海藻に擬態しているわけですが、どのようにしてあのような形態へ変化していったのでしょうか?
PIC063.jpg


生物学では「カエルの子はカエル」という主旨のことを習いますが、これでは、進化がありません。

日本語入力システムが誤変換したように「カエルの子は変える」なのでしょう。

「ある日突然に変化した」なのか、あるいは、初期の頃、ちぎれてボロボロになった海藻みたいな擬態から、完璧な擬態へ徐々に変化していったかもしれません。

現在の科学では、生き物が未来へ向けて形態の変化をどのようにして行うのか、そのメカニズムに関する説明は、できていないのです。



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posted by イソガニ博士 at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | さかな | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

アオリイカのヤエン釣り

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アオリイカを釣る仕掛けに「ヤエン」というものがあります。
この仕掛けは、和歌山県在住のある漁師さんが考案したという話がありますが、詳しいことはわかりません。
PIC064.jpg

ヤエン釣りとは、まず尻尾に道糸を括りつけたアジを投入します。アオリイカがこのエサを抱き、食べている途中に、ヤエンをラインに通して滑らせ投入し、アオリイカをヤエンに引っ掛けて釣るやり方です。

これは、イカの習性をよく理解した巧みな釣り方です。

ヤエンという名前の由来は、昔、林業で切った木を麓に下ろす時に、山の上から麓まで張られたロープに丸太を吊るして滑らしいました。この時使っていた作業の道具がヤエンと言われていて、そこから、この掛け針の名前が「ヤエン」と言われるようになったと言われています。

この釣りでは、イカがエサを食べているときに違和感を感じるとエサを放してしまいます。また、ヤエンがうまくイカに引っ掛からない場合も多く、成功率の悪い釣りなのです。

しかし、そこがこの釣りのおもしろさでもあり、イカとの駆け引きを楽しむことができる釣りとなっています。




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posted by イソガニ博士 at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 軟体動物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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